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本シリーズのまとめの作品として、高架下の空き店舗に残された全ての傷跡を可視化させる事で、この店舗だけでなく、この高架下商店街というば場所の記憶までを表現出来ないかと考えた。
廃校となった大学の廊下に残された「人の動き」を可視化する事で、その場所に刻まれた場所の記憶を浮き上がらせた。
空き店舗や都市の「時間」や「記憶」、そして「見えていない」、あるいは「気付いていない」世界の魅力を表現する試み。
時間と場所の関係性に関する研究の一つの答えとして、自分が学部の頃からいた工房の時間を空間として表現した。